絵と馬と

日々の日記として色々書いていきます。

すこし一杯

最近馬の話をやってないのでちょっと紹介。

ブラントン

 このお酒はブラントンというアメリカ・ケンタッキー州ウイスキーですが、キャップが特徴的です。ボトルキャップには馬と騎手のフィギュアが乗っかっています。アメリカクラシックの最初のレースであるケンタッキーダービーがある州のお酒ならではという感じです。

 またこのお酒はケンタッキーの水を水温が上がらない秋の間に仕込み、熟成の時を待つというのが特徴です。およそ8年、ゆっくりと寝かされた樽は試験官の試飲によりブランドンにふさわしい味かどうか判定され合格をもらった樽が瓶詰されます。この時多くのアメリカン(バーボン)ウイスキーは複数の樽を混ぜ合わせて商品になるのですが、このブランドンは一つの樽から直接瓶詰されます。これをシングルバレルバーボンと呼ばれこのウイスキーの大きな特徴ともいえます。

 またラベルには倉庫の何番目にあったナンバー○○の樽から造られたと書かれています。これは一本一本手書きで書かれており、一つとして同じものが無い、手作業にこだわったウイスキーですと自負している証拠です。

 さらにボトルキャップも全部で8種類あり、それぞれレースシーンを再現しています。なぜ8種類なのかというと、商品の“BLANTON`S”からきているそうです。また最後の騎手が右手を大きく掲げ、ガッツポーズしているキャップがあるそうですが、輸入の際、振動などで腕が折れる事が多くあり日本で手にいれるのは珍しいそうです。

 肝心の味ですが、香りはほんのりと甘い芳醇な香りがします。口に含むと複雑な奥深い味が舌に広がります。すみませんあまり表現がありきたりで…。

 

 このお酒はまえ働いていた会社で売っており興味があったので買った物ですが美味しく、職人のこだわりを感じられるウイスキーで感動しました。もし読んでくださった方で飲む機会がありましたら是非飲んでほしいと思います。

あしたは門別競馬場でラッキーストーリーが自身の初勝利をかけて走ります。ぜひキャップの馬のように華麗な勝利を願っています。

今日はここまで読んでくださりありがとうございました。